スチームクリーナーもだいぶ普及しています。とはいえ、一般的な掃除機のようにどの家庭でも使われている訳ではありません。
スチームクリーナーをテレビショッピングで目にしたり、家電量販店で目にしたり、近所のホームセンターで目にすることがあるかと思います。
テレビショッピングのデモンストレーションでは、びっくりするほど綺麗に汚れが落ちるので、本当にあれほどの効果があるのか?と疑心暗鬼になる方もいるでしょう。
テレビでは多少の脚色はされていることを前提としても、ほぼ真実に近い性能があると思って大丈夫です。
ただし、スチームクリーナーの性能にも、実際に落としたい汚れの状態にも大きく左右されます。
スチームクリーナーは大きく分けて3つの種類があります。ひとつは掃除機と同じ形のキャニスタータイプ、モップタイプ、それにハンディタイプです。
この3つの種類では掃除できる箇所が違います。一番多くの場所を掃除できるのは、キャニスタータイプです。モップタイプの場合、基本的に床の掃除がメインになります。
ハンディタイプも掃除できる場所が多くありますが、スチームに使用する水を入れるタンクが小さく、あっという間に蒸気がでなくなります。普通の掃除機のハンディタイプで家中を掃除できないのと同じです。
本格的に使うためにはキャニスター式のスチームクリーナーが必要です。ただ、キャニスター式は筐体が大きいので、ちょっと汚れたから掃除という使い方には不向きです。
年末の大掃除のように本格的に掃除するためならキャニスター式のスチームクリーナーを選び、主にフローリングの用途であればモップ式、ちょっとした汚れ落としの場合ハンディ式が適しています。